グルタチオン点滴(白玉点滴)とは
グルタチオン点滴(白玉点滴)は、体内にもともと存在する抗酸化物質であるグルタチオンを点滴で補う治療です。グルタチオンは肝臓を中心に全身の細胞に存在し、解毒作用・抗酸化作用・免疫調整作用など、健康維持に欠かせない重要な役割を担っています。
近年では、美白やエイジングケアを目的とした美容医療として知られる一方で、神経細胞を酸化ストレスから守る働きが注目され、パーキンソン病などの神経疾患に対する補助的治療としても医療現場で用いられています。
加齢や慢性的なストレス、紫外線、飲酒、喫煙などにより、体内のグルタチオン量は減少します。点滴によって直接グルタチオンを補給することで、経口摂取よりも高い吸収率が期待でき、体の内側からコンディションを整えることが可能です。
期待できる効果
グルタチオン点滴には、以下のような幅広い効果が期待されています。
- 美白・美肌効果
メラニン生成を抑制し、シミやくすみを防ぎ、肌の透明感を高めます。 - 抗酸化作用(エイジングケア)
活性酸素を除去し、細胞の老化を抑えることで、若々しい体づくりをサポートします。 - 肝機能の改善・解毒作用
アルコールや薬剤、体内に蓄積した有害物質の解毒を助け、肝臓の負担を軽減します。 - 疲労回復・全身のコンディション改善
慢性的な疲れやだるさを和らげ、体調を整えます。 - 免疫機能のサポート
免疫細胞の働きを整え、体調を崩しにくい状態へ導きます。 - 神経保護作用(パーキンソン病への補助的治療)
強い抗酸化作用により、神経細胞を酸化ストレスから守る働きがあり、パーキンソン病においては症状進行の抑制やQOL(生活の質)の維持を目的とした補助的治療として使用されることがあります。
※グルタチオン点滴は、パーキンソン病そのものを治す治療ではなく、あくまで標準治療を補完する目的で行われます。
このような方におすすめです
- 肌のくすみやシミが気になる
- 美白・エイジングケアをしたい
- 慢性的な疲労感や体のだるさがある
- お酒を飲む機会が多く、肝臓の数値が気になる
- 紫外線を浴びることが多い
- ストレスや睡眠不足が続いている
- パーキンソン病と診断され、症状緩和や生活の質向上を目的とした補助的治療を検討している
- 予防医療・体調管理に関心がある
副作用・注意事項
グルタチオン点滴は比較的安全性の高い治療ですが、いくつかの点にご注意ください。
点滴部位に一時的な痛み・赤み・内出血が生じることがあります。また、まれに頭痛・吐き気・めまいなどを感じる場合がありますが、多くは一時的です。
アレルギー体質の方、妊娠中・授乳中の方、持病のある方、パーキンソン病治療中の方は、事前に医師へお知らせください。
当院では、施術前に医師が十分な問診と説明を行い、安全性を確認したうえで点滴を実施します。
初めての方や、治療との併用について不安のある方も、安心してご相談ください。
費用について
| グルタチオン点滴 | 5,455円(税込6,000円) |
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